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食べログ全国1位(成蔵)と2位(マンジェ)のとんかつ屋に行ったので比較するよ

 

この間、関西で衝撃を受けるほど美味しいとんかつ屋に出会いました。
でも僕はそこがずっと食べログランキング全国1位だと思ってたんですが、いつの間にか2位になってたんですね。

アンジャッシュ渡部のことを食べロガーとか言ってるわりには、かくいう私も結構な食べログ信者でね。

これは1位も行っておかないと死んでも死に切れません。
てことで立て続けに全国1位のとんかつ屋に行きました。

味を覚えているうちにレビューや比較などをしていきたいと思います。
どちらも土曜のランチ帯に行きました。

 

マンジェ

メディアの評価

全国食べログとんかつ部門2位であり4.08です。数年前までは1位だったはず。
スマステーションなど色々なTVにも登場しています。

待ち時間・システム・予約など

予約はできません

11時半からのオープンなのですが、9時から予約ボードが店頭に並び始めます。
なので9時に行ったら店の前に誰もいなくてですね。

店員「今日は行列が出来ていたので8時半にボードを出しました

僕「え?じゃあこれ何組目ですか?」

30組目→昼3時

地獄です。舐めてました。マンジェ常連に「山を舐めていたら死ぬぞ!」と怒られるレベル。
ボードが置かれる開店2時間半前に行っても食べれるのは開店3時間半後。
しかも周り何にもないです。

ちなみにTELかかってきて15分以上かかると順番取り消し(事情説明で若干の猶予ありでした)。

土曜の昼に行く場合は余裕もって7時半から並びましょう。それで予約ボードに名前書いてから開店までの3時間は近くのイオンや漫画喫茶で時間つぶしてください。

遠方から交通機関で来られる人は瞑想の準備をしましょう。
もしくは最寄駅からは比較的近いので8時半から~11時半までどこで時間をつぶすか考えてから来るべし。

ただ安心してください。肉の予約はボードに名前書いた段階で可能となります。
9時に行って30組目でも目当ての東京Xは取り置きできました。目安です。

実食

TOKYO-X&特上ヘレカツ 単品3,400円(定食+490円)

鹿児島黒豚&特上ヘレカツ 単品2,880円(定食+490円)

をチョイス。塩はトリュフ塩が炭塩が選べます。こんな感じね。

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TOKYO-X&特上ヘレカツ

こんな感じです。

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断面のピンクが美しいのう・・・

まずはTOKYO-Xのロースから

滅茶苦茶うまい(語彙力0)

そもそもTOKYO-Xってバークシャーの「細かい筋繊維」、デュロックの「霜降り」、北京黒豚の「脂肪の旨み」を持ち合わせるため筋繊維が細かく、サシが多めで柔らかく、脂肪は口の中でとろける良質脂肪という無敵食材なわけです。それをトンカツにした時の相性たるや半端ではありません。
衣のガリっとした感触とは対照的な圧倒的な肉の柔らかさたるや、もはや今まで食べてきたトンカツは何だったんだ。ごめんなさいレベル。

特上ヘレカツも 

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ふああああ、なんじゃこの柔らかさ!!
いや写真で見てもらった通り、ヒレカツ結構塊で提供されるんですよ。
どうやって噛み切ろうか心配してたんですが、まったく無用。抵抗0で歯が肉に吸い込まれていきます。

しかも両方とも塩→塩+オリジナルソース→とんかつソースで3回楽しめちゃう!!

二人で塩別々の種類頼んだら1つの肉で5回楽しめちゃう!

人生の中で間違いなく一番おいしいトンカツを今食べています。

ちなみに黒豚でも十分美味しいです、けど東京Xの方がわずかに美味しい気がする。
脂のうま味なのかな~。プラセボかも知れない。ブラインドで当てる自信は微妙。まあこれくらいの差ですね。
けどせっかく遠方から数時間待って520円の差を惜しむのはナンセンスだと思うので、あればTOKYO-Xをお勧めします。

店の情報

1996年OPEN

営業時間 11:30~14:00(L.O) 、17:00~21:00(L.O)早期終了あり。
定休日:月曜日・火曜日(祝日は営業)
カード :可 (JCB、AMEX、VISA、Diners、MASTER)
席数 :13席

次は食べログナンバーワンです。

成蔵

メディアの評価

泣く子もアンジャッシュ渡部も黙る、全国食べログとんかつ部門ナンバーワンです。食べログ4.11は伊達じゃない!

待ち時間・システム・予約など

こちらも予約はできません。先に1人が並んでいて合流もできません。(必ずそろってから行列にならべと書いてあります)。

マンジェのような予約ボードもなし。正真正銘の行列一本勝負です

さて土曜日の11時からオープンですが9時50分くらいにつくと・・・
もう人いる!とは驚きません。マンジェで鍛えられていますからね。
むしろ8人くらいしかいなかった為拍子抜け。あっさりその後1時間後、開店と同時に入店。ちなみに開店の時点で30~40人弱の行列が、11時50分くらいに出た時には50人くらい並んでました。おそらくもう1時間の待ち時間では無理だと思われ。
必ず10時くらいから並んで、一巡目をゲットしましょう。

実食

メニューはこんな感じ

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煌麦豚の特上ロースかつ定食とシャ豚ブリアン(ひれの最上級部分)の単品(単品といっても定食から200円引かれるだけですからね)を注文。

1人で行ったので会計6900円。う、高い・・

煌麦豚の特上ロースかつ定食(250g)

全体像から

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断面とか

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250gなので結構ボリュームありますね。分厚いでしょ?

さて一口…滅茶苦茶うまい(2回目)

一つ一つが大きいので、より一層肉の柔らかさが引き立ちます。
パン粉はふわふわ系です。そして何よりも驚きなのが脂です。
ロースカツなので脂身が結構大きいのですが、しつこさが殆ど感じられず脂の旨味のみを感じます。
これが融点が低い脂の成しえる技でしょうか。僕が豚なのもあると思うのですがペロリですわい。しかもこの特上ローストとヘレ併せて400g近く食べた後も、全然胃もたれしないの。

煌麦豚シャ豚ブリアン2個

全体像

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断面とか

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さてさて・・・一口

ふああああ、なんじゃこの柔らかさ!!(2回目)

これ冗談抜きでカステラより柔らかいです。衣もふわふわ系なので、柔らかさを感じやすい。煌麦豚の肉質の柔らかさも上乗せされていて、本当に歯が要りません。

僕も総入れ歯になってさらに入れ歯も合わなくなったらここのヒレカツだけ食べて生きていきます。そして誤嚥性肺炎になって死にたいと思います。それくらい(どれくらい?)

本当にカステラより柔らかいのでこれを注文する人は近くのコンビニでカステラを食べてから注文してください。嘘じゃないですから。

店の情報

1996年OPEN
営業時間 111:00~14:00(L.O.) 17:30~20:30(L.O)。
定休日:水曜日・日曜日
カード :不可
席数 : 18席 (カウンター6席 テーブル12席)

 

比較

さて色々な面から比較していきましょう。お前何様だよっていう気持ちがあるのはよくわかりますが、せっかく1位と2位に行ったので比較したいですよね。だめ?

行列の難易度

圧倒的にマンジェの方が難しいです。予約ボードがあるとはいえ、ランチの時間帯にまともにご飯を食べようと思ったら朝8時に田舎の八尾まで行かないと駄目です。
9時に行こうもんなら15時にトンカツです。11時半の食事のために3時間半前に一度八尾まで行く。つまりこのトンカツのためだけに1日を割く覚悟がないと厳しい。
成蔵はその点オープン1時間前に行け1時間並んで終わりですから。

かといえ両者とも「並べばその日に食べれる」点には変わりありません。
全く予約取れない店とかに比べたらフェアでよい。

行列難易度 マンジェ10:成蔵5

おひとりさまに優しいかどうか

これはマンジェにやや軍配が上がります。
別に関西人だから関西を贔屓しているわけではないのであづまえびすの皆さん落ち着いて。
というのもですね、マンジェは最上級のロースとひれの組み合わせのメニューがあるんですよ。
僕が頼んだTOKYO-X&特上ヘレカツセット3400円がそれです。
一方成蔵はですね、シャ豚ブリアンと特上ロースの組み合わせメニューがないんですよ。
一人で行ってロース、ヘレともに最上級の肉質を楽しもうと思ったら6900円の出費を余儀なくされます。

いや成蔵の近くに住んでる人ならいんですよ?2回に分けりゃ問題ないわけですから。ただ遠方から訪れるならってことです。

ただ周りの環境は成蔵が圧倒的に有利。マンジェは大阪の田舎に開店3時間半前に行く必要がありますので。
成蔵はその点高田馬場に行くだけですからね、行きも帰りも簡単だし予定も組みやすい。

てなわけでメニューと立地を総合すると。
おひとりさま度 マンジェ7:成蔵6かな。

コストパフォーマンス

東京Xの最上級セットが3400円で食べれるのでマンジェに軍配が上がります。成蔵の煌麦豚は鹿児島黒豚と同じ価格帯ですし、それならマンジェで2880円で最上級セットが食べれますからね。

ただ、全国食べログナンバー1.2のとんかつを食べ、とんかつに3000円も4000円も払っておいてコストパフォーマンスうんぬん言うのは馬鹿げているので評価は省略。

さて次は味です。真面目に考察。

写真を見てもらったらわからると思うのですが、両者の違いは2点あります。

・衣

・肉のグラデーション

マンジェの衣はトンカツらしい衣。一方成蔵の衣はフワフワの衣です。一方肉断面のグラデーションはマンジェの方がややある印象。

この差はおそらく揚げ油の温度差によると推測されます。おそらくマンジェの方が成蔵より高温じゃないのかな?その分衣は香ばしく上がりますが、成蔵の方が低温で火入れしている分、均一に火が入り外側も柔らかく火が入る。なので驚異の歯ごたえが生まれているのでしょう。

じゃあ衣はともかく肉の火入れに関しては成蔵の方が上?と思いの方がいると思われますが、必ずしもそうとは言えません。

それは肉の火入れにグラデーションをつけるか、完全に均一に火を通すかは料理人の個性が現れる部分であり、また客の好みも違うからです。 最近出版されたこの本に、肉の火入いれに関しては詳しく載ってます

なので個人的な見解で申し訳ないですが

肉の柔らかさ マンジェ(TOKYO-X)9.5;成蔵(煌麦豚)10

とんかつらしさ マンジェ10:成蔵9.5

となります。

総合の味はマンジェ10:成蔵10
でどちらも文句は付けようないですけどね。

チャート比較

グラフにするとこういう感じかな。

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まとめ

正直どちらもとんかつの極みの領域にありますので

比較しようなんておこがましいこと言ってすいませんでした~

ってな感じです。

もちろん近い方に行けばいいのですが、成蔵は東京出張な人も何かのついでに行けるところが魅力。
マンジェは本当にマンジェのためだけに最低半日はつぶす覚悟が要ります
なのでマンジェの方がレア度(笑)は上かな。

以上っす!