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Lifecooking

プロブロガーを夢見る医者

カルボナーラのレシピはどこまで時短で簡単に作ることが可能か考察してみる。

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カルボナーラマスターになりたい漆原ニャックです。こんにちわ。写真はNYタイムズでも特集されたRoscioliのシェフであるNabil Hadj Hassen。
僕もプロのカルボナーラのレシピを試してみたり、100通りのレシピを解析してみたりしてました。
その過程でもう吐きそうになるほどカルボナーラのレシピを見て気づいたことがあります。
クックパッドを代表するようなネット上に溢れている簡単レシピって、そんなに簡単じゃなかったり、実は時間がかかるものであることが多いんですよね。
なので今回はどこまで手順と道具と手間を簡単に出来るかを考察してみたいと思います。
もちろんプロのレシピから味をなるべく落としたくありません。

 

 

ベースとなるレシピ・材料・手順

日本のプロのレシピを解析した時の標準的な生クリームなしのレシピです。

パスタ:70g≒72g
卵黄:1個(18g)
卵白:23g
チーズ:パルミジャーノ27.5cc=11g
パンチェッタ:23g
胡椒:適量

こちらは生クリームありのレシピ

パスタ:80g
卵黄:1個(18g)
卵白:16g
チーズ:パルミジャーノ大さじ1杯+小さじ1.5杯+=22.5cc≒9g
生クリーム:ほぼ大さじ2杯
パンチェッタ:27g
胡椒:適量

 

必要材料はパスタ・卵1個・チーズ・パンチェッタ・胡椒

プロの手順を全く時間のロスなく作ると。こういう手順になります。

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上が手順・下が必要なもの


必要な物:ボウル・鍋・フライパン・チーズおろし器・包丁・まな板・計量スプーン・ホイッパー・トング

これをベースにしてきましょう。

工程時間の短縮

まず上記の表をみるとレシピにかかる時間がパスタに依存していることがわかります。

お湯を沸かす時間6分+パスタ茹で時間10分+その他仕上げ準備=約20分
これが一般的に0からカルボナーラを作るためにかかる時間です。
これをなるべく短縮します。

パスタが1分で茹で上がる・水漬けパスタについて

パスタの時短裏技で水にあらかじめ2時間つけておき、実際に茹でる時は1分でいいという技があります。ネットに載ってますよね。

でも、これほんとに時短ですか?

だってカルボナーラ食べるぞ~ってなって生クリームやベーコンとか買って帰るなり、たまたま材料が揃ってたとして、都合よく水に漬けたパスタ用意してます?

そりゃイタリア人よろしく毎日パスタを食べている人なら、常に水に漬ったパスタが常備されているかもしれません。
でもそもそもそんなにパスタ食べる人は時短パスタ使わないでしょ。ちゃんと茹でるでしょ。

結局パスタを食べたいな~って思考が脳に生まれてからパスタを水に漬けだすわけですからこれ全然時短になってないんですよ。机上の空論ですわ

パスタの湯で時間を短縮する方法

0から作り始めた場合、パスタの茹で時間自体を短縮できないことはわかりました。
もちろん他のパスタならフライパンでソースを和える時間を計算に入れて短縮することはできますが、残念ながらカルボナーラではソースの温度が高くありません。

となるとですよ、パスタメーカーが推奨している作り方で短縮する方法は、結局茹で時間が短いパスタを使うしか無いわけです。

てなわけで、マ・マー早ゆで時間しかないですわ。

1.8mmなら4分、1.6mmなら3分ですからね。

お湯を沸かす時間の短縮

だいたい鍋に水道ひねってお湯入れて沸かす時、6分位かかりました。
これを何とかして短縮したい。

1.フライパンでお湯を沸かす
確かにこの方法ならお湯を沸かす時間は、短縮できます。
ただ、フライパンを2つ持っていないと肉を炒める工程と同時並行できません。

2.レンジでパスタ

レンジでパスタならパスタの湯で時間+4分を電子レンジでチンするだけです。

てなわけでこれ。

早ゆでに利用できないって注意書きに書いてあったけど普通に利用できました。

合計短縮時間

正規のパスタ(太め)の完成時間16分-レンジで早ゆでパスタをチン(4+4分)=8分

これで8分縮まりました。同時に鍋も工程から消えました。代わりにレンジでパスタ茹でる物は加わりましたけどね。

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時間だけ短くしただけなのであまり変わってません。

道具の省略

つぎは使う道具を省略していきましょう。

包丁とまな板の省略

まず肉を切る作業。これは味の劣化なく省略できるでしょう。

こういうカット済みのものを買えば包丁もまな板もいりません。
パンチェッタのカット済みはスーパーにあまりないのでベーコンでも良いでしょう。

最悪、ベーコンを手で適当にちぎろう!これで包丁とまな板は図のように省略できました。

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チーズおろし器とホイッパーの省略

これはパルミジャーノのパウダーを買えば省略できます。こういうものです。

味が劣化しても良ければパルメザンチーズ。

*注意
生クリーム無しのレシピの場合はチーズの良し悪しがもろに出てしまうのでパルメザンチーズはやめましょう。生クリームありなら問題ないです。

ただ生クリームありって結局生クリームをわざわざ買って残りを使い切らないと駄目なので今回のコンセプトとは外れる。その点パルミジャーノは冷凍室でだいぶ持ちますから。やはり粉末パルミジャーノ推奨。

日本のレシピはチーズの量が少ないため計量スプーンでも十分混ぜれます。なのでホイッパーもいらね。
てなわけでこうなりました。

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ボウルの省略とフライパン1つで出来るレシピについて考察

ボウルも省略可能なんじゃない?フライパン1つで出来るレシピって巷に溢れてるじゃんって思ったアナタ。実際に幾つかGoogleとかcookpadで「フライパン1つで出来る」系のレシピを調べてみてください。

「卵を溶きほぐしてフライパンに」
「茹でている間に卵とチーズを合わせます」

それどこで溶きほぐしたり合わせたりしてるのよ

小さなお椀なりボウルなり使ってるでしょ。
結局何かしらの調理器具は省略できてない→洗い物の数は減らせてない。

それすら省略しているレシピはたいてい卵黄を後乗せするような◯◯レシピです。だったらもう素直にボウルでソース作りとソース合わせをしましょう。

フライパンレシピの他の問題点

時間がかかる

肉を炒めて→そこにお湯なり牛乳なり入れて→正規の茹で時間より長く(+2~4分)茹でる
もしくは
肉を炒めて→湯を入れて沸騰してから→正規の茹で時間茹でる。

的なのが多いんですけど、結局肉を炒める作業とパスタを茹でる作業が同時並行できないので余計に時間がかかるんですよね。
前述の通り洗い物の数は減らせないわけですからレンジでチンしながら他の作業したほうが時短にもなります

パスタを半分に折るレシピが多い

フライパンに入れるためなんだろうけど、パスタ半分に折っちゃ駄目でしょ。以上

 

皿とソースの温め方

お皿の温め方

普段は電子レンジが空いているので適当にお皿をレンジで温めていました。
ただ今回は電子レンジが埋まっている。

1,肉を炒めている横のコンロの上に置く

幸いコンロが1つ空いてますので横に置いて温める方法があります。

2.パスタとソースをあえている最中にレンチン

こちらの方がベターです。パスタを取り出すと同時に皿入れて、レンチン。
あえ終わる頃には十分皿は温まってます。

ソースの温め方

通常はパスタとソースをあえてから、パスタウォーターの上で加熱しながら温めるのですが。今回はパスタウォーターがないため、パスタ自体の熱のみで加熱する必要があります。

パスタの熱単独ではソースがシャバシャバになる可能性があるので、あらかじめソースの温度を凝固しない程度まで上げて置く必要があります。

1.肉を炒めている横のコンロの上に置く

こちらで隣のガス火の熱で温めておくか
それでも和えた時にソースが粘度が自分の好きなとこまで上がらなければ

2.ボールであえずに全部フライパンであえる

全部フライパンで和える。肉の炒めは5分位で終わるため、すかさず底面を水もしくは濡れ布巾につけて温度を下げ、フライパンにソースも混ぜておきます。
パスタが仕上がったら火を弱火にしながら全部をあえていきます。

僕は1で十分でしたけど。2はボウルも洗えちゃいます。

自分で考察した最も簡略化されたカルボナーラの手順

自分で考察した最短、最小工程のカルボナーラの作り方は

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文字で書く場合

1,パスタ容器に水を入れて塩を小さじ1杯入れて、パスタ80g程度を目分量で入れる。
2,レンジでチン。ママーはやゆで、1.8mmなら8分。
3,フライパンに切ってあるパンチェッタもしくはベーコンを25g程度入れて中火にかける。
4,ボウルに卵入れる。白身の半分弱(18g弱)を手で取り出す。胡椒入れる。

 5-1,ボウルにパルミジャーノパウダー、大さじ2杯弱入れる
5-2,ボウルにパルミジャーノパウダー(パルメザンでも可)、大さじ1杯と小さじ2杯弱いれる。生クリームをほぼ大さじ2杯入れる。
6,計量スプーンでかき混ぜる。ボウルをコンロの側に置く
7,レンジの残り時間2分もしくは肉がカリッとするまで待つ。十分時間あります

8-1,フライパンの火を止めて、濡れ布巾で温度を下げてソースを入れる。ボウルを洗う。
8-2,そのまま温度を下げずに置いておく。

9,レンジからパスタを取り出す。と同時に皿を入れてレンジで温め。

10-1,ボウルで全てを和えていく。
10-2,フライパンで弱火にかけながら全てを和えていく。

11盛り付け
12食べる

食べ終わった時に残った洗い物

フライパン、トング、お皿、フォーク、(ボウル)

実際何分で出来るのか

机上の空論では困るので実際試してみることにしました。

一応コレだけ使います。

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わざわざレンジでパスタの容器とか粉チーズとか買ってますからね。

一旦もとの位置に戻してスタート、今回は急いでいるので写真殆どありません。
肉炒めてるところ

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中火でこれくらい炒めても時間に余裕あります。
盛り付け。

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10分40秒でした。あと15秒は短縮できるかも。

実食。

やはりパルメザンチーズは生クリーム入りのレシピじゃないと日頃パルミジャーノで作ってる人にはきついかも。
日頃からパルメザンチーズでカルボナーラを作っている人は・・・どっちでも。

パスタの食感はそこまで気になりません。
ちなみに時間余るのでチーズおろし器を出す手間を惜しまなければチーズ擦り下ろしてもいいです。

まとめ

今回はカルボナーラをどこまで簡略化できるか考察してみました。
レシピの分量などはプロのレシピを踏襲するようにしていますが、勝手に目分量や材料をダウングレードしています。

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