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【日本全国鮨めぐりVol9熊本編】鮨仙八 ミシュラン2つ星、江戸前と地物の見事な融合

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令和に入って予約のほうがポツポツ取れてきてようやくゴールのめどが立ってきました。
今回は土日で熊本→長崎→佐賀→福岡に行く予定です。
当然のごとくタイト旅行。
まず伊丹空港から飛行機で熊本に向かいます。

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写真は噴火中の阿蘇山。
阿蘇山が噴火したというニュースの直後だったので心配していたのですが、特に旅程変更なし。

 

鮨仙八  

どうせ食べログ1位のところ行ったんでしょ?って思ってるあなた・・・
正解!

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寿司どころか、熊本全レストランで2位だし。

ミシュランも2つ星だしまぁ一択ですね。

外観など

雑居ビルの地下にあるので

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こういう普通の感じ。
内装は

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木で統一しつつ、生け花とかちょいちょい置くスタイル。
カウンター8席、テーブル1つ

ランチなので寿司からのスタートです。

寿司

あおりいか

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ハイいきなり衝撃の旨さ。
熟成したイカをミンチにしている。フワフワ食感。

イカはアデノシンアミラーゼがないので時間をおいてイノシン酸の量が増えているわけではないはず。
なおかつイカ独特の食感はミンチにすることによってトレードオフでなくなっているのに美味しい。

石垣鯛

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石鯛と石垣鯛の違いとして
石鯛は海の真ん中にいるが石垣鯛は海の底にいるため石垣鯛のほうが脂が乗っている。

さより

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レンコ鯛

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カスゴ(マダイ、チダイ、キダイの幼魚)でする仕事を小さいレンコ鯛で。
これもフワフワの素晴らしい仕事。

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鯵はしっかり〆ないほうが好みということに気づいてきた。
ここまで熊本の三角港のもの。

サヨリの皮

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サヨリの皮を巻き付けて焼いたもの。
ランチのアテはこれだけ。

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これは玉ねぎ醤油につけている。

赤貝

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長崎産。シャリのサイズも大きいので食べ応えがある。

ボタン海老

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ボタン海老の昆布締め、味噌を挟んでいる。
これも味噌の味がアクセントになっている。

中トロ

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千葉産。

赤身

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勝浦産。

まぐろの頭肉

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頭肉(脳天)の燻製。希少部位であるがやや筋が強い。
燻製にすることで筋を柔らかくしている?

ランチでもしっかりマグロ3種類だしてくるところが素晴らしい。

車エビ

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大胆に尻尾をカットしているため美しいデザイン。

穴子

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対馬産。ある程度の店になるとほぼ対馬産。
ただ距離的に韓国産とほぼ同じと思うんだけど、値段の差はどこにでてるんだろう。
釣った後の処理?ブランド代?詳しい人教えてください。

バフンウニ

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ランチだから箱の開けたてをGET.。左上の部分が

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こちらになります。これは北海道産。

ネギトロ巻き

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赤だし

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あおさのりの赤だし。

玉子

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芝エビとハモのすり身が入っている。

で終了。

そういえば写真忘れたけど日本酒は2合飲みました。

・花の香 梅花 純米大吟醸 熊本
・産山村(うぶやまむら) 純米吟醸 無濾過生原酒

感想・小話

修行先は西麻布の「鮨真」

 シャリは結構おおきめ(ランチだから?)、
熊本の菊池という酢を使っていて古米は使わず修行先とは全然別物にしている。

将来的には東京より大阪に移転することを考えている?

大阪のお気に入りの店はきずな、鮨処真、黒杉

済州島のさば、ヒラメ、ミル貝はクオリティが高いらしい。

もともと東京でも九州の魚を扱っていたので地物の扱いで戸惑うこともなかった。

菊寿司、行天、久保田の店主が同い年、さかい、安吉、太郎がその上の世代。

かかったコストなど

食事料金

おまかせ
寿司15品、アテ1品、赤だし、卵で1万円。
日本酒1500、1000円で12500円。

アルコールはやや高めだが、ミシュラン2つ星が鮨15品とその他もろもろ出て1万円。
コスパ素晴らしい。

 3月からランチをやってるけど宣伝していないらしいので、この日は僕一人だった。
このクラスの店で土曜日のランチ1人って大穴すぎる。
今しかランチ取れないんじゃないのと思う。

移動距離・手段

飛行機で480km+バスで17.4km、交通費は8160円+700円

日本全国鮨めぐり経過

総合計コスト・移動距離など

食事料金 138264円
移動距離 車 2031km 飛行機480km、その他17.4km
食事除く交通費、宿代 66770円

達成予約状況など

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達成 9/47
予約 19/47

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