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ウルフギャング入店して即ステーキ、30分で退店、人類最速じゃね?

いやーダイエットしたいのはやまやまなんだけど「今年は肉(H29)の歳らしいからステーキ食べようよ」という誘いがあったので「テレビでさんざん鶏肉の歳って言ってるけどな」とか思いながら前々から行きたかったウルフギャング行ってきたわけよ。

 

ウルフギャングって何?ギャング団の名前?

え?ウルフギャングご存じない?正気ですか?!

いちおう引用しておくと

 

 

ウルフギャング・ステーキハウスは、NYの名門ステーキハウスで40年以上活躍したウルフギャング・ズウィナー氏が独立して2004年マンハッタンに創業。こだわりのステーキの美味しさで瞬く間に繁盛店となりました。現在では、舌の肥えた美食家をも唸らす"極上ステーキハウス"として、ニューヨークをはじめ、ワイキキ、マイアミ、ビバリーヒルズで絶大な人気を誇ります。日本国内1号店の六本木店は、アメリカ国外初出店となります。 

 専用熟成庫で28日間を目安にゆっくりとドライエイジングした「プライムグレード」の牛肉を、900℃のオーブンで焼き上げ熱々の皿に乗せてご提供。ステーキは、サーロインとフィレを一度に楽しめる看板メニューのプライム ステーキ(2 人用・3 人用・4 人用)のほか、サーロイン、フィレ、リブアイをご用意致します。

ABOUT | Wolfgang's Steakhouse ウルフギャング・ステーキハウス - Official Website

 

 元々ピータールガーという世界1のステーキハウスとも言われている創業1887年の老舗ステーキハウスがあってそこから独立したら名店。

ピータールガーとともにニューヨークステーキハウスの双璧とも言われているが、ウルフギャングの方がおいしい説もあるほど。

 

正直和牛のステーキなんて恒温調理器で恒温調理してから表面ガスバーナーで炙れば誰でもプロ級に近いステーキができると思ってる。だから僕は外食でステーキには行かない。ただ熟成肉は家庭で扱うのは難しいし、世界に名だたる名店なら一度行ってみたいなと思ってた。

ただいかんせん値段も値段なので二の足を踏んでいたんだけど・・・どうせステーキいくならウルフギャングだ!

 

予習だ!ネットでメニューを見よう

 

 現代っ子なのでもちろんネットで予習。

こちらが単品メニュー。これがこの店のメインとなるステーキの部分を抜粋したものf:id:lifecooking:20170111025707p:plain

こちらがコースメニュー(注意:どちらもPDF)

 生ビール950円かよ・・・てかこれ消費税と10%サービス料抜きなら普通に1000円超えると軽くめまいを覚えながらメニューを見てみるとあることに気づきます。

コースはステーキ1人前に前菜、スープ、サラダ、マッシュポテト、チーズケーキ&シャーベット、コーヒーor紅茶がついて1人15000円(以下全て消費税とサービス料抜き)

ステーキは単品8000円なんですね。つまりコースを頼むと

ステーキ以外の部分に7000円払うことになるわけ。

ちょっと待って。前菜はロブスター・シュリンプ・クラブミートの組み合わせ。美味しいのかもしれませんが、海鮮食べにきたわけじゃないんですよ、こちとらステーキが目的なんじゃい。

その他も一つ一つどこでもあるようなメニューをボディみたいに積み重ねられてステーキとほぼ同じ値段に仕上げてくるとは、はじめの一歩のウォリー戦か?地道なボディが効果的ってか?

紅茶もチーズケーキもポテトもスープもいらねーから肉食わせろ肉と言うことで最適なメニュー構成を考えます。

 

・・・ぴこーん(閃いた音

単品でステーキ3人前頼もう!あとお冷でいいわ

2人でステーキ3人前単品で頼んでも24000円、二人でコース頼むより(3万)全然安い。

それに2人でステーキ2人前単品で頼むのはお金が無いだけっぽいけど、2人で3人前なら純粋に肉を味わいたいだけの人みたいなオーラ出せるかも。

 

てなわけで「ステーキ3人前、あとお冷で」って高級店で中々言いづらいフレーズなので寝る前に何回も練習して本番にスムーズで言えるようにしておく。

「キサマが積み上げたモノが拳に宿る!!」って鴨川会長も言ってるからね。

 

入店から注文まで

店の前で待ち合わせて入店。ちなみに相手には今回の意気込みと「ステーキ3人前、あとお冷で」というパワーフレーズを予め伝えておきます。これがデートならこんなことは不可能で、僕も借りてきた猫みたいに「あっコース2人前で」って言うと思うんですけど友人ならそんなことこと気にする必要なし。

 

平日20:00なのに結構人います。中は薄暗くて重厚な雰囲気、明らかな金持ってそうなミドルエイジがたくさんいました。ええい、気後れしてはいけません。

 

店員が来て言います「まずお飲み物は何になさいますか?」

はい出たこのキラーワード

もちろんワインもしくはソフトドリンク頼むよね、フードはその間に考えてね」っていうオーラをビシバシ感じます

ここで負けては今日のプランが台無しになる、最初が肝心だ!

ほぼかぶせ気味で「ステーキ3人前、あとお冷で!」

いっ言えた~~~~~~~、貰った~

店員「以上でよろしいですか?付け合せとかにポテトとかは?」

「今すぐその薄汚い口を閉じろ」

とは言わなかったんですがやんわり断ります。まあそんなこんなで見かねた友達がジンジャーエール2つ注文したりして結局ステーキ3人前とジンジャーエール2つを注文。

 

プライムステーキを実食

付け合せのパンを食べながら「絶対店員ひいてたよな」とか喋りながらステーキを待ちます。程なくステーキ登場

 

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うお~~うまそ~~~

この脂が牛肉から落ちてくるようにやや傾いてテーブルに置かれるのが特徴。

そして皿に貯まる肉汁と脂。これを肉に再度かけて食べるわけだけど・・・結論から言うとめちゃくちゃうまかった。

おそらくポイントは高温で焼くことによってなせる表面の薄いザクザクのクリスピー層。高温じゃなければ表面がクリスピーになるころには中がovercookingになってしまう。しかもクリスピー層がしっかりしてるから肉汁をかけようが時間が経とうがザクザク感は失われず。

肉の暑さも3cm~5cm程度あるためしっかり噛みしめることができる、「俺肉食ってる~」感半端ない。これ一皿で骨を境にフィレとサーロインの2つの部位も楽しめ、和牛と違って脂っこく無いから休憩する必要なし。もう手がとまりません。

会計、入店から退店まで30分

あまりに美味しいので2人で3人前を(800g)一瞬で食べ終わちゃった。

美味しかったねとか感想言おうか言わまいかのときに店員が光の速さで皿を下げに来ます。そしてすかさず店員「何かコーヒーを・・・」僕「いやいいです」。

そしたらこれまた要求してないのに光の速さで会計表を出してきました。しかも会計表をテーブルの上に置くのではなく「テーブル会計となりますので・・・」とな。

まあこっちもワインも前菜も頼まずステーキ単品とジンジャーエールだけと明らかに歓迎されざる客なのでまっこんなものかなとか思いながら会計

(24000+600×2)+サービス料+消費税=29XXX 

「サービス料と消費税で4000円以上取られてるわ。これでスシロー4回くらいは行けるな」とか思いながらお釣りを受け取る時ふと時計を見たら20:31分だった。

 

入店が20:00なのでほぼ30分で退店。ネットなどをみると所要時間1.5~2.5時間と書いてあるので、これディナータイムのプライムステーキを食べた客の中ではほぼ最速じゃね?

とか思いながら退店。

 

総評

ステーキの味は間違いない。

ただコースを頼むくらいなら単品で人数+1人前のプライムステーキを頼んだほうが同コストで肉をむさぼり食う欲求を満たせるかも。

 

 

ステーキマニア必見のドキュメンタリー映画

 

ウルフギャングの修行元が登場している。

案内人(フランス最高の精肉店オーナー)の和牛ステーキを食べた時のリアクションは必見。

 肉の常識がひっくりかえる。世界中の牛を巡り、「世界一おいしいステーキ」ベスト10を決める、映画史上もっとも腹の減るドキュメンタリー

公式サイト より