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CRISISの最終回について考察する。結城はわざと撃たれた?続編はあるのか?映画化は?

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ついにCRISIS 公安機動捜査隊特捜班が終わってしまいました。めちゃくちゃ面白かった。
金城一紀が脚本を書いているドラマは「SP」「BORDER」などがあり、いずれもヒットしています。
また「SP」も「BORDER」も衝撃的なラストで話題となり、「CRISIS」のラストもかなり衝撃的な展開になっていましたので、その内容を含め考察したいと思います。

 

 なぜ結城は狙撃に気づきながらあえて撃たれたのか?

田丸と稲見が結城をマンションから連行する際、まず結城が立ち止まり斜め上の方を見つめます。(狙撃に気づく)
この時田丸と稲見は狙撃に全く気づいていません。稲見も急に結城が立ち止まったことを訝しげに見ています。
稲見が結城を歩かせようと促した時、結城が一段と斜め上を睨み・・・

次の瞬間結城は射殺されます。

ここで疑問なのは明らかに狙撃に気づいておきながら、なぜ結城は数秒間立ち止まり回避行動もせずに撃たれたのかということです。

理由その1

その前のシーンで稲見に「生きることを楽しめ」と言われるも、実は死にたかった。

死に場所を探していたという解釈ですが、さすがに前のシーンとの整合性が取れないような気がするんですよね。

理由その2

真実をあくまでも隠蔽しようとする国の姿を稲見に見せつけて後を託したかった。

個人的にはこの説を押したいですね。結城は自らの死をもって国が腐っていることを示した。
現にこの後特捜班は自分たちが結城を殺すために囮に使われたことを知ります。

そして国への不信感をつのらせエンディングのシーンに移るわけです。

特捜班は全員国に反旗をひるがえしたのか

ラストのシーンは衝撃的で休暇中の特捜班のメンバーが

樫井勇輔→標的警視庁とかいた爆弾の設計図を書いている。
大山 玲→平成維新軍のチャットルームにログインしている。
吉永三成→警察の中で別の勢力につこうとしている。
田丸三郎→テロを促されていた中国のスパイと接触する。
稲見朗→自宅の部屋で第6話のラストでも見せた、闇落ち座り。第6話では松永芳と電話したが今回は電話をしない。

全員目はどんよりしています。

明らかに国に反旗をひるがえしたようなシーンの後、緊急ニュース速報のシーンで終わりです。

ただ、ここでのシーンはどれもが決定的なシーンではないということです。

まず樫井ですが、設計図を書いている場所は爆破された警視庁ですし、設計図の内容はパイプ爆弾です。
つまり第1話のラストと同様、結城が使った爆弾の設計図を書き留めているだけにすぎないかもしれません

大山もチャットに何か書き込んでいるわけでもなく、田丸も実際に中国のスパイに協力をしたシーンはありません。

これはおそらく続編や映画化の余地を残しているものと考えられます。
確定的なシーンが無い方が視聴者側の想像も膨らみますからね。

映画化は?続編は?

ラストシーンは特捜班のメンバーの誰かがテロを起こしたと示唆するような内容になっていました。

しかし前述の通り確定シーンではないので、続編は作ることが可能です。
ラストの緊急ニュース速報を別の事件のニュースとして、休暇中の特捜班のメンバーが急遽招集される展開であれば、映画を作ることができるでしょう。

国へのモヤモヤを抱きながらもう1シーズンっていうのはちょっと難しいんじゃないんかな~。

これで終わらすにはあまりにもキャラが魅力的すぎますが、続編がなくこれで終わりというのもある意味きれいな終わり方かもしれません。

特捜班結成時のエピソード0がスペシャルドラマとしては作りやすいかもしれませんね。

まとめ

結城は国の腐敗を示すためわざと撃たれた?
国に反旗をひるがえした決定的なシーンはない。
続編は厳しいけど映画化はあるかも。エピソード0も可能性ある。