夏といえば素麺。素麺といえば揖保乃糸。
今年こそは使い切ろうと思っても毎年残ってしまう素麺。
素麺とは夏の風物であり、同時に秋への呪縛でもあるのだ。by漆原ニャック
こんにちは。
最近、揖保乃糸の最高級品を手に入れたので、どうせなら意識高く食べてみました。
三神の説明と実物
Wikiにもない揖保乃糸の最高ランク「三神」とは?
まず揖保乃糸をwikiで調べてみると
揖保乃糸の商品ランクは、赤帯(上級品)・紫帯(縒つむぎ)・黒帯(特級品)等に分けられる。
と書かれています。
しかし実際には特級の上に「三神」といわれる最高級ランクが存在するのです。
素麺はランクが上がるほど細くなっていくので三神はもっとも細く
上級の太さが0.7mm~0.9mm
に対して
三神の太さは0.55~0.6mmです。
またひと束(50g)に、上級品は400本、三神は550本含まれています。
この細さが最高の喉越しを生むわけですね。
「ひね」とは?
揖保乃糸って実は通年で作っているわけではなくて12月~3月ぐらいまでしか作らないわけです。
それをあえて1年間蔵で熟成させたものを「ひね(古)」と呼びます。
熟成させることにコシが強くなり、喉越しも良くなり、油臭さも消え更に美味しい素麺となるわけです。
揖保乃糸では上記の全ランクに「ひね」が存在しています。
つまり「三神 ひね」が揖保乃糸では最高というわけですね。
実物
はいスーパー大層な箱ですね。
一歩間違えたら魔物が封印されてる巻物でも入ってそうな勢い。
開けると
う、美しい。
過剰包装に包まれているので開けるとこんな感じ。
見た目もやっぱり細い。
意識高くつくる
材料
鰹本枯節、利尻こんぶ(天然一等)、すだち、生姜、木の芽、飛騨牛のしぐれ煮、桜えび、トリュフ塩
チョイス?意識高そうだから。
ラーメンバトルでありそうでしょ。桜えびの粉末を途中で入れて味変みたいな。
あと意識高いと言ったらトリュフ塩でしょ。
工程
1番だしをとったり(カット)
桜えびをハンドミキサーで粉砕したりして
盛り付け。
奥から、生姜、すだち、桜えびの粉末、トリュフ塩、飛騨牛のしぐれ煮
順番?適当。
素麺をゆでてもりつけて木の芽載せたら・・・
出来上がり!!
はい意識高い~~。これ都内なら1600円はするね。
意識高く食べる
まず素で食べる。うーむ小麦の香りがうんちゃらかんちゃら~~、出汁もうんちゃらかんちゃら~。
生姜を入れる。これはまずまず。
海老パウダー入れる。めっちゃ海老主張するね・・・。
すだちを入れる。おっさっぱり。
牛しぐれ煮を入れる。うーんこれ美味しい?
トリュフ塩を入れ・・・・
え~~~~い限界じゃ。
微妙すぎるわ。三神を完全に無駄にしてる!!
本番
素麺はな!!
こうやってミョウガをアホみたいに切り刻んで
な~にが一番出汁だ。いでよキッコーマン!!!
薬味をアホみたいにかけて、ぶっかけ素麺にするのがベストなんだよ。
完成!食べる!最高!
終わり!!
まとめ
揖保の糸の「三神 ひね」を食べました。
やっぱりぶっかけ素麺が1番じゃない?