Fidget(フィジェット)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
Finger+Gadget(フィンガー+ガジェット)の造語なのですが、要は手持ち無沙汰を解消するのガジェットです。
最近ではハンドスピナーがブームですが、昔日本でプチ流行した『無限枝豆』などもフィジェットの部類に属します。
フィジェットは色々あるのですが、自分はクラウドファウンでィングで手に入れたフィジェットキューブを一番気に入っています。
フィジェットキューブは自分の中で最強のFidgetだと思っていますが詳しくは以前記事にしたのでそちらを御覧ください
今回は偽物を手に入れたのでレビューをしていきます。
Fidget Cubeの偽物とは?
本物のFidget CubeはAnsty Labsが発売しており公式サイトから海外通販で購入可能です。
しかし日本amazonで『フィジェットキューブ』と検索して出て来る1000円前後のフィジェットキューブ。全部本家の類似品です。
中にはもう形すら似てなくて、正10面体のものやハンドスピナーと合体したようなものまである始末。
ただ中にはそっくりの物もあります。
偽物との差がどれくらいあるのか興味本位で購入してみました。
とりあえず開封。
本物のように小さい布袋はついてませんでした(いらないけど)。
スイッチ面の差
左が本物・右が偽物です。偽物のほうが1mm~2mm程度一回り大きいです。
スイッチ面は大きな差はないですね。
機能比較
機能面に関しても差はありません。
ボタン面の差
見た目は差はありません
機能比較
偽物は柔らか目のスイッチの感触がゴムっぽい
本物は柔らか目のスイッチの感触がバネっぽい。
硬い方のスイッチはどちらもほぼ同じ感触。偽物ほうが好きかも笑
ダイヤル+ボール面の差
ボールの色が違いますが、その他は差はありません。
機能比較
ボールの滑らかさは本物が上、ダイヤルは偽物がやや固め。
追記
なんども使っていると本物のダイヤルの硬さがちょうどいいことを痛感します。
偽物は硬すぎるかな。
スピン面の差
これも見た目は大差なし。
機能比較
本物は回すとクリクリクリック音がする。偽物はなめらかに回る。
好みだけど本物のほうが好き。
追記
偽物はまわしているうちに回りにくくなってきますね。はまり込んでしまう感じです。
もちろん爪で取り出せば再びくるくる回りますが、これは本物の圧勝です。
ジョイスティック面の差
こちらは横から見た写真のほうがわかりやすいですが
ジョイスティックの軸の長さが違います。本物はほぼ面に接してますが、偽物はやや飛び出した感じに。
機能比較
これは本物の圧勝。軸が短い分ジョイスティックが滑らかに回ります。
ブレス面の差
差はありません。
機能比較
撫でるだけなので差はありません。
外観・機能の差まとめ
ジョイスティックの長さとサイズが一回り違うことを除けば外見面の差はほぼありません。質感もほぼ同じですが、継ぎ目の処理の分偽物のほうがやや上か。
機能面は本物を100点としたら偽物は70点くらいです。
明らかに本物の方がジョイスティック面とスピン面のの完成度が高いです。ただそもそも手の中で転がすものなので、実用面ではほとんど差はないといって良いでしょう。
値段の差
Ansty Labから通販で取り寄せる本物は、1つ22ドル+送料が19ドルかかります。つまり1つだけ通販すると1つ41ドル。2つ取り寄せると1つ32ドルするわけですね。
一方偽物はamazonで795円(プライム)。まったく比較になりません。
原作者へのリスペクトの問題や偽物を買うことへの批判があるかもしれませんが、それにしても差がありすぎます。
まとめ
今回はFidget Cubeの本物と偽物を比較してみました。どちらを買うかは皆さんに委ねたいと思います。