中華鍋は鉄鍋だけだと思ってませんか?
チタンの中華鍋の存在を知ったのがもう10年以上前になります。
週間チャンピオンの漫画である「鉄鍋のジャンR」で佐藤田十三がチタンの中華鍋を使っていてました。
中華鍋に「チタン」という素材の組み合わせが妙にハマり、ずっと欲しかったんですね。
そしてこの間ついに手に入れてしばらく使ってみましたので使い勝手を含め紹介します。
チタニアファクトリー(山田工業)の打ち出し中華鍋
チタンの中華鍋自体は色々あると思うのですが、どうせなら最高品質の打ち出し中華鍋がいいでしょう。
プレス加工ではなく打ち出す事によって火の当たるところは薄く、なおかつ丈夫で軽くなっている山田工業の打ち出し中華鍋はプロ御用達であり、横浜中華街でのシェアは80%にもなります。
鉄の打ち出し中華鍋はこちら
そんな山田工業がチタニアファクトリーとして別ブランドを立ち上げてまでわざわざ作ったチタンの中華鍋、通常の中華鍋の打ち出し回数が数千回に対してチタンは1万回。
料理マガジンbuonoの男の調理道具特集でも「中華鍋におけるエポックメイキング作」とまで評されています。
チタンの特製
チタンの特製として錆びない・熱容量が小さい・熱伝導が低いと言った特性があります。
まず錆びないのが嬉しい。鉄鍋と検索すればサジェストに「サビ」と出てくるほど鉄鍋とサビは切っても切れない関係にあります。
調子に乗って鉄鍋のフライパンを中華鍋を買ったものの、扱いが難しくてサビてしまいそして使わなくなる。そんな未来は避けたいですよね。
もう一つの特徴として熱容量が小さく、熱伝導が低いため火の当たってる部分が一瞬で高温になり、火から下ろすと一瞬で冷めます。
イメージとしては「網の上で焼いているような感じ」です。
打ち出しチタン中華鍋のラインナップ
中華鍋は片手鍋と両手鍋の2つがあります
片手鍋
直径30cm 重さ565g、直径33cm 重さ665g
直径36cm 重さ790g、直径39cm 重さ860g
両手鍋
直径33cm 重さ670g、直径36cm 重さ760g
直径39cm 重さ890g、直径42cm 重さ1035g
一般的な中華鍋の目安として一人暮らしは27cm、家族2~3人なら30cmとのことなので、33cmまでが限界でしょう。プロならそれ以上もOK。
となれば
直径30cmの片手鍋
直径33cmの片手鍋
直径33cmの両手鍋
が現実的な選択肢と思います。
僕は独り身なのに調子乗って33cmの片手鍋を買いました。
実物レビュー
まず最初の実感がめちゃくちゃ軽い!!!
ってことです、amaoznで配達されたのですが最初は「別の物が届いたのかな?」と思ってました。amazonの箱を開けて初めて鍋と分かる軽さ。これ比喩でもなんでもありません。
チタニアファクトリーの刻印がカナリ地味に入っている
同封された説明書
まず面倒な空焼きが不要。洗剤で洗って油ならしするだけ
逆に変形の原因になるので空焼きは厳禁です。
一緒に同会社のチタンのお玉も買いました。
お玉だけで5000円くらいしますけど、まあ勢いですね。
サイズは3種類あり、自分は中を購入。
33cmの中華鍋とのサイズ感はこんなものです。
小でもよかったかも。
実際に使った感想
とにかくコンロに当たってる部分だけが一瞬で熱くなり、よくかきまぜないと炒めムラがあります。
かなりピーキーな一品になってますので中華鍋初心者にはつらいw
ただやっぱり軽さはジャスティス。フライパンをあおるのも楽々です。
結局鍋の扱いなんて数こなしてなんぼなので、プロでもないのに腱鞘炎になりたくないですからね。
どうせ趣味の料理なのでこのチタンの中華鍋を使いこなせるように頑張ります。
まとめ
チタンの中華鍋を買うなら山田工業の打ち出しチタン鍋を買いましょう。
お勧めは30cmの片手鍋とお玉小です。