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【日本全国鮨めぐりVol11佐賀編】鮨処つく田 ミシュラン2つ星、伝説の職人の直弟子が握る地物

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土日で4都道府県を周る旅後半。
朝はゆっくりしたかったので、夕食後前日の晩に佐世保→唐津まで大枚はたいてタクシー移動しました。(電車はめちゃくちゃ時間かかった)
そして店の近くにチェックインしてこれで安泰と思ったら・・・
全国チェーンじゃないところに泊ったんですけどチェックアウト朝10時!!!
昭和かよ。
いやー完全に油断してた。旅館っぽくないから確認してなかった。
まだこういう商売が成り立つとは・・・ぶつぶつ。しかたなく近くの喫茶店で時間つぶしました。

という思い出のある佐賀編です。

 

 鮨処つく田

佐賀といったらここしかない。
銀座にきよ田という伝説の寿司職人と言われた新津武昭が店主をしていた店がありました。
そこで新津武昭の弟子を務めていたのがつく田の主人である松尾雄二さんです。
新津武昭の弟子は他にも有名なところでは銀座・ロンドンの両方で三ツ星をとった荒木水都弘さんなどがいます。

食べログの評価なんておまけみたいなもんですが

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当然といった具合か

外観など

 

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結構大きな看板がある。
「鮨処」が「麺処」でも違和感なさげw

内装

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見事なカウンター。
小物ちょこちょこある系。

前菜

春野菜のお浸しとそめいか

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春野菜が色々あって楽しい。

アワビときゅうりの酢の物?

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酢の物?としたのは味付けがポン酢とオリーブオイルだから。

焼きナスの和え物

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これが秀逸。焼きナスをペースト状にして太白ゴマ油と合わせている。
味付けは一切していない。それでもちょうどよい甘さになっている。
イタリアンシェフからヒントを得て和風のバーニャカウダーをイメージしているとのこと。

寿司

ヒラメ

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サワラ

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鰆ももうすぐ終わりかな。

あおりイカ

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シンプルなカッティング。
縦切りがギリギリでつながってるイメージ。

車エビ

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火はしっかり目に通ってるね。

大助

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オオスケ、別名マスノスケ
と聞くと聞いたことない魚に聞こえますが・・・キングサーモン!!
漬けとの相性が抜群です。

ブリ

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いい脂がのってますね。

イワシ

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 安いイワシもしっかり江戸前の仕事でランクアップ。

ホタテ

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低温スチームしている、なので火が入りつつも生の食感も残っている。素晴らしい。

ムラサキウニ

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もちろん唐津産。この時期はまだ赤ウニがそんなに出ていなかったのでムラサキウニ。

穴子

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トロトロタイプ。

玉子

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こちらはしっとりカステラタイプかな。海老のすり身いり。

サヨリ

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追加でサヨリを注文。

感想など

古くからの江戸前の仕事を守りつつもサーモン、ホタテの低温スチームなど新しいことにもチャレンジしている印象。

新津武昭に実際に教わった人は20人くらいはいるそうだが、メディア露出(店が売れる売れない含めて)は数人。

唐津は貝が弱いので北海道などに頼ることもあるがほとんどが唐津産。
まぐろもないので今は豊洲との取引はない。←全くないのはびっくりした。

かかったコストなど

食事料金

おまかせアテ3品、寿司10品、玉子(たしかこれで9000円)と
追加サヨリとビール。
で11230円

移動距離・手段

前日佐世保→唐津までタクシー53.1km、交通費は13480円。
宿泊は7400円。
タクシーのムダ金感半端ない。

日本全国鮨めぐり経過

総合計コスト・移動距離など

食事料金 164094円
移動距離 車 2031km 飛行機480km、その他269.5kmkm
食事除く交通費、宿代 91940円

達成予約状況など

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達成 11/47
予約 17/47

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