さて、青森→秋田→山形→福島を周る旅もラストです。
山形から福島まではどうしたかというと
そうです、レンタカーを借りて他県に移動し、乗り捨てるという技を覚えたのです。
これでめちゃくちゃ選択肢が広がったわ。
金めっちゃかかるけど。
てなわけで福島編です。ちなみに運転は4時間くらいかかりました。
小判寿司
福島県はあまりイメージがなかったのですが、
意外にしっかりとした江戸前寿司を出す店が何件かありまして、
その中でも有名な店が小判寿司です。
仙台の小判寿司ののれん分けですが、
福島県では食べログ寿司部門で一位かつ2019年のブロンズ。
すでに本家を超えてるんじゃないか?という評価に期待が高まります。
外見など
一軒屋
内装は
造り的にはショーケースと同じだけど、デザインがよいので全く古臭く感じない。
ほらね。むしろ百貨店の宝石売り場のような見せ方。
アテ
ジュンサイ
秋田のジュンサイ、ジュンサイといえばほぼ秋田。
トマト水と昆布の出汁で合わせている。グルタミン酸の掛け合わせ。
ちな、トマト水は透明だけどトマトの香りや味がする不思議な水。
作り方はミキサーにかけて、ネルでゆっくりドリップするか、
理系の人は遠心分離器にかけてください。
ゴマフグの白子茶わん蒸し
茶わん蒸しの餡掛けだが、中にはゴマフグの白子がゴロゴロと入っており、
茶わん蒸しを濃厚なものにする。
マコガレイ
エンガワも
肝もセット。
神経締めをして塩をあてて少し置いている。
黒アワビ
これは地元の相馬産。75~6度で4時間蒸したもの。
当然肝ソースでのシャリリゾットもついてくる。
あん肝
これも相馬産、夜に船を出して朝に帰ってきてくるスタイルをとっているので鮮度がゆよい。
そして血抜きを徹底しているのでクリアな味わい。
青森のムラサキウニ
まぐろで有名な大間産、ウニもあるんだね。
これも昨日自宅で剥いたもの。
何も処理をしていないウニそのもの味。
ワサビと塩で少しづつ食べる。
サクラマスの焼き物
サクラマスは郡山市場で仕入れたもの。
細いタケノコは月山筍という山形のタケノコ。
山椒味噌の味噌の中に感じるさわやかな風味が脂の多いサクラマスとあう。
寿司
サヨリの昆布締め
スライスして重ねて握るスタイル。皮目を生かした細工だね。綺麗
星鰈
カレイの中でも最上といわれる、星カレイ。
この透明感のある身。絞めて4日目だが、食感の良さも失われていない。
トリガイ
千葉のトリガイ、千葉は小ぶりのものが多いのか?
キス
天草のキス。昆布で脱水して、酢で軽く締めている。
鰹
千葉の引き縄のカツオ、軽く燻してあるので薫香を楽しめる。
シャコ
ピントがぼけてるのは石巻のシャコ。
生きたものを仕入れて、煮ハマグリと一緒で漬け込み技法を使用。
漬けマグロ
中トロ
どちらも塩釜産。メバチまぐろ漁にかかった本マグロ。150kg。
コハダ
天草のコハダ。
平貝
海苔は宮城の相沢水産の新海苔。
サイマキ
車エビの小さなもの。
10cm以下をサイマキ、10~15cmでマキ、15cm以上で車エビという。
サイマキや天ぷらなどによく使われるサイズ。
バフンウニ
昆布森産。ミラノ万博でも出品された貴重な昆布を食べて育つウニ。
穴子
対馬のアナゴ。
大きなサイズを使っているなと思って聞いたら、
もともと200gのアナゴを使っていたが、
エサが悪いため500gのサイズまで全て食べ比べた結果300gに落ち着いたとのこと。
カンピョウ巻き
と
玉子
2種類の玉子。江戸前タイプと出汁巻きタイプ。
味噌汁
と
アイスクリーム
が出てきて終了。
感想など
白身魚は徳島の村公一、愛媛の藤本純一
「藍の鰆」で有名な北九州の両羽勝といったように、
全国の有名漁師と直接取引をしている
ワサビは栽培発祥地の有東木。←村全体が白鳥さんらしいw
「うちはとにかく漁師さんに恵まれています」とのこと。
後述するがコスパもよいので評価が高い理由も納得。
かかったコストなど
食事料金
おまかせ アテ7品、寿司14品
とノンアルコールビールで
14620円
移動距離・手段
まじでしんどかった・・・
山形→店 レンタカーで315km
ETC代レンタカー代あわせて18955円
帰宅 新白河駅から大阪まで新幹線 738km、19770円
えーーーと食事料金の倍以上移動に金使ってます。
日本全国鮨めぐり経過
総合計コスト・移動距離など
食事料金 352548円
食事除く交通費、宿代 233407円
移動距離 車 2666km 飛行機1660km、その他2609km
合計 585955円
達成・予約状況
複数件行った都道府県は赤
達成 17/47+3軒
予約 16/47
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